NCBのSDGs

西日本シティ銀行のSDGs達成への取組み

有望なスタートアップ企業と地域を支える企業とを結びつけ、地域経済を活性化する。それが地域金融機関の役割。

Last Update | 2021.04.16

OPEN INNOVATION HUB ビジネスコンテスト2020

株式会社西日本フィナンシャルホールディングス
住所:福岡市博多区博多駅前3-1-1
https://www.nnfh.co.jp

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • パートナーシップで目標を達成しよう

業界・業種の垣根を越えた価値共創

 西日本フィナンシャルホールディングス(以下 西日本FH)は、業界・業種の垣根を超えたスタートアップ企業と地場企業の「価値の共創」を目的とした『西日本FH ビジネスコンテスト2020 ~ OPEN INNOVATION HUB ~』を開催しました。2020年9月30日から募集を始め、2021年3月10日の最終選考会まで、さまざまな皆さんのご協力をいただき、盛況のうちに終了することができました。
 本コンテストは「デジタル技術×SDGsへの貢献」をコンセプトに、①ウィズコロナ、アフターコロナに対応した生活様式・働き方のデジタルシフト、②今 求められる金融DX としてアイデアを募集、最終選考会では、応募があった68社の中から、1次・2次選考を勝ち抜いた10社によるプレゼンテーションが行われました。家族共通のお財布を運用したり、シェア型電動マイクロモビリティの社会実装を目指したり、AIを駆使して熟練作業者の技術をロボットで再現するなど、さまざまなビジネスアイデアが披露されました。審査の結果、最優秀賞は、スマホで食事を予約できる高校生給食サービス「PECOFREE(ペコフリー)」を運営する 株式会社はたなか、優秀賞は最新技術を用いた本人認証サービス「DZ Security」を提供する株式会社AnchorZに決定しました。新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から無観客で開催した最終選考会は、YouTubeでのライヴ配信も行いつつ、プレゼンターの皆さまの熱い想いに溢れていました。

最終選考会に登壇した10社と審査員、協力企業の皆さん
  • 最優秀賞を受賞した株式会社はたなか 取締役部長 川浪達雄氏
  • 審査員を代表して講評する福岡地所株式会社 代表取締役社長 榎本一郎氏

主催者に訊く〜西日本FHグループ戦略部

―今回『OPEN INNOVATION HUB』を開催した目的を教えてください
松下 目的は4つあります。①優れたアイデアや技術を持つスタートアップ企業やベンチャー企業と、すでに地域を支えている地場企業とを結びつけたい。 ②当社グループ(西日本FH)とスタートアップ企業やベンチャー企業との結びつきを深めたい。 ③この『OPEN INNOVATION HUB』を通じて、当社グループにさまざまなステークホルダーが集まる“HUB”の仕組みを作りたい。 ④これらのことで地域経済の活性化を図りたい。という狙いで、およそ1年前から準備を進めてきました。
 当社グループでは初めての試みでしたが、ご協力いただいた地場企業が約40社、応募が約70社と、中身のあるネットワークづくりの“HUB”になる機会になったと感じています。運営に協力いただいた一般社団法人 Startup GoGoの岸原代表からは「応募企業の数も多かったし、内容も濃いものが多く、良いコンテストでしたね」とおっしゃっていただきました。

―応募企業の皆さまからの反応は、どのようなものでしたか
 スタートアップ企業は、成長の可能性のあるビジネスモデルだったり、素晴らしい技術を持っていても、やはり世の中にアピールする機会が限られます。この『OPEN INNOVATION HUB』は、自社と自社事業を広く知っていただける良い機会だったという声が多く聞かれました。
松下 二次選考の時点で、協力企業の皆さまには「今回、このような企業がエントリーしています」という情報を公開しています。今は、多くの企業でオープンイノベーションでの業務拡大は必須課題に挙がっていますし、そういう企業とスタートアップ企業をマッチングできるのは、私たち地域金融機関の大きな強みの一つだと考えています。
 スタートアップ企業が自分自身で大きな企業のドアをノックするのは、やはりハードルが高いんです。『OPEN INNOVATION HUB』では、その垣根がないのも良かった点だと思います。

  • 西日本FH グループ戦略部 副調査役 松下宏暢
  • 西日本シティ銀行 デジタル戦略部 林 玲子

―今後の展開はどのように考えていますか
松下 一番良くないのは「やって終わり」です。『OPEN INNOVATION HUB』を具体的な地域経済の活性化に結びつけたいと考えています。具体的には、まず最終選考会に残った10社には、それぞれ西日本シティ銀行の担当者を決めて、事業運営の具体的なサポートを始めます。すでに、ビジネスマッチングの具体的な動きが出ている企業もあって、当社グループとしてサポートできる分野がいっぱいあると考えています。
 また、当社グループで展開しているメディアで、最終選考に残った10社の“その後”とか、最新のニュースなどを記事として紹介したり、次回開催の応募のモチベーションとなるようなサポートも行う予定です。
松下 地域金融機関の役割は、地域経済のプラットフォーマーなんだと実感しています。その長年の歴史の中で、地域のさまざまな分野の企業と関係を構築し、それぞれを結びつけたり、今回のようにスタートアップ企業と結びつけることができる、それは本当に大きな意味があるんだと思います。
 今回は(コロナ禍で)選考会後に交流会が開催できませんでした。来年は、ぜひ交流会を開催して、より濃密なマッチングの場になるよう準備できたらいいなと思います。福岡からユニコーン企業が生まれることを願って、次回も、ぜひ開催したいと思います。

最終選考会の会場となったFukuoka Growth Next

【 OPEN INNOVATION HUB ビジネスコンテスト2020 実施概要 】

  • 業界・業種の垣根を超えたスタートアップ企業と地場企業の「価値共創」を目的とした、オープンイノベーション型のビジネスコンテスト
  • 募集テーマ:デジタル技術×SDGsへの貢献
  • 1次選考:2020年9月30日(水)~2020年11月13日(金)
  • 2次選考:2021年2月1日(月)~5日(金)
  • 最終選考:2021年3月10日(水)@Fukuoka Growth Nextにてプレゼンテーションによる選考
  • 表彰・特典:最優秀賞50万円/優秀賞30万円/企業賞

最終選考会出場企業

  • キャンプ女子株式会社
  • 株式会社BrainCat
  • 株式会社AnchorZ
  • 株式会社はたなか
  • 株式会社BLUE STYLE
  • 株式会社トイポ
  • 株式会社mobby ride
  • 株式会社ロジカム
  • 株式会社Regnio
  • キッズシーズ株式会社
企業名 応募内容 URL 受賞結果
キャンプ女子株式会社 キャンプ道具レンタルサービス「CAMPRENT」 https://www.camjyo.com エフエム福岡賞
株式会社BrainCat 世帯の支出入を一元管理できる「共同財布」 https://www.braincat.live 福岡地所賞
株式会社AnchorZ 本人認証とデータ管理サービス「DZ Security」 https://anchorz.co.jp 優秀賞、QTnet賞、シティアスコム賞、三谷産業賞
株式会社はたなか 高校給食のオンラインデリバリー「PECOFREE」 http://hatanaka-lunch.com 最優秀賞、RKB賞
株式会社BLUE STYLE 子ども服のおさがりサービス「Lynks」 https://bluestyle.jp  
株式会社トイポ 誰でも簡単にアプリを公開できる「toypo」 https://toypo.me  
株式会社mobby ride シェア型マイクロモビリティプラットフォームの運営 https://mobbyride.jp 凸版印刷賞
株式会社ロジカム 荷主と軽貨物ドライバーのマッチング「サポロジ」 https://logicome.com  
株式会社Regnio 生産ラインの省力化/無人化を目的としたFAシステム https://www.regnio.co.jp ワールドホールディングス賞
キッズシーズ株式会社 こどもの世界を広げるオンライン学校「キッズウィークエンド」 https://www.kidsweekend.jp/portal GarrawayF賞